「離婚なふたり」後編感想-いつまでも理想の夫婦を夢見てください

2019年4月13日放送
ABCテレビ(テレビ朝日系)

妻である小林聡美さんは、はっきり理由を言葉にできないけど、離婚の決意は固くて、
夫であるリリー・フランキーさんは、離婚する気など全くなく、妻を何とでも言いくるめられると思っているふしがある。

もちろん妻目線の私ですが、はたしてこの二人、無事に離婚できるのでしょうか?
二人で旅行にまで行ってしまうというので、最後までヤキモキでした。

弁護士の岡田将生君が、リリー・フランキーさんに話す離婚の理由はこうです。
ドラマの脚本を資料として読み込み、話します。

酒蔵が嵐に見舞われた際、同行しようとした妻を制し、夫一人で嵐の中酒蔵を守り抜くというシーンがありますが、

(夫:大事な酒蔵ですから、夫として当然でしょ)

先日、大雨の日、お二人の車がガス欠になりましたよね。
その際あなたは、濡れた靴下を履くのを嫌がり、外に出ようとしなかった。
土砂降りの中、ガソリンスタンドに向かったのは、今日子さん一人だった。

働く妻に代わって、夫が娘の育児を担当する、当時としては新しい夫婦のあり方を提案したドラマで、
夫が保育園の送り迎えをするシーンを書かれていますが、
当時あなたは、送り迎えなど一度もしたことがなかった。
家事にいたっては、カップ焼きそば一つ自分では作らない。
今日子さんのかける掃除機の音にさえ文句を付けた。

ドラマの中の夫婦は、困難にあうたび、互いに扶助し、それを乗り越えてきた。
しかし、実際の夫は、家庭の事はいつも妻任せ。
長きにわたり、妻は精神的苦痛を強いられてきた。

今日子さんが離婚を決意するに至った経緯に、ドラマが大きく関与していると言えるでしょう。

それに対してリリーさん。
長くて何言ってるかわからなかった。

逃げることしか考えていない夫です。
最低です。

今日子さんは、『離婚を言い出さなかったら夫婦であることさえ忘れてた』というのに。

リリー・フランキーさん、イラつくことばかり言うけど、
時々面白いことも言うんです。
なにせ、文字を扱う仕事をしていますから。

『なるほどですね』という弁護士さんに、
『なるほど』に『です』付けるんじゃないよ。

とか、

映画の『東京物語』を知らないという弁護士さんに、
『よくそれで人間の問題扱えるねー。
ツタヤ行って出直して来た方がいいよ』

とか。

そして、『東京物語』を観て出直して来た弁護士さん。

野田さん、断言します。
あなたは、東京物語のような夫婦にはなれない。
絶対に、絶対に。

熱く叫び始めます。

積み重ねるっていうのは、長い時間をかけてやることです。
あなたは、
いつか積み重ねる。
明日から積み重ねる。
今度から積み重ねる。
と思いながら、してこなかった。

(リリーさん:ダイエットできない人みたいに言うんじゃないよ)

夫婦なんて、ハッピーエンドから逆算で考えとけばいいって。
ドラマじゃ描かれない時間を細かく積み重ねていってできるものでしょ。

(リリーさん:独身のくせにね、わかったような口きくんじゃないよ)

独身でもわかることが、どうしてわからなかったんですか!

(リリーさん:君、どの立場でそういうこと言ってんの?)

そういうところが、イラつくんです。

そして、奇跡は熱海で起きるんだ!と言って、二人で旅行へ。

奇跡なんて起きないですよ。
今更ですよ。

熱海で奇跡は起きず、しぶしぶ離婚に応じるしかなかったリリーさん。

岡田将生君は言いました。
『お二人を見ていて、結婚について考えてみたくなりました。』

無事に離婚して、家も売ることになって、
なのに、新しい脚本は、
別れた妻が戻ってくるところから始まります。
なんと、まだ復縁できるのではないかと思ってる。
諦めの悪い、呑気なリリーさんですね。

まあ、復縁はできないだろうけど、いい関係ではいられるかもしれませんね。

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