安藤祐介の書籍まとめ-お仕事小説が面白い!

偶然手にした本が安藤祐介さんのものだった、ということが続いて、面白いから積極的に色々読んでみようと思っています。

最近読んだのは「おい!山田」。

とある会社のイメージゆるキャラとして、社員の山田さんがゆるキャラになるというもの。
しかも、かぶりものをするとかではなく、そのままの姿で。
一応、衣装という名のゼッケンを付けてそれらしく(?)していますが。

中身は、まあ、普通のお仕事小説なのだけど、発想が面白いです。

まずは、安藤祐介さんのプロフィールから見ていきましょう。

安藤祐介さんのプロフィール

1977年生まれ。
福岡県出身。
早稲田大学政治経済学部を卒業。

2007年「被取締役新入社員」で、TBS・講談社第一回ドラマ原作大賞を受賞。
(TBSでドラマ化)

2014年「おい!山田」が出版された当時は公務員。

安藤祐介さんの主な小説

被取締役新入社員

小中高といじめられ続け、入社した会社もすぐ解雇。
究極のダメ男・鈴木信男は、なぜか一流広告会社に採用される。
そこで命じられたのは、エリート社員たちのストレスの捌け口となる「被取締役」の極秘任務だった。
かつてない“下から目線”で仕事の本質を衝いて反響と感動を呼んだ、ドラマ原作大賞受賞作。

営業零課接待班

苦手な営業に異動となり、ついにリストラ勧告まで受けたマジオこと真島等は、接待専門の「営業零課」で再起を図ることに。
落ちこぼれ社会人のマジオと仲間たちは修羅場を乗り越え、年間売上50億という無謀な目標を達成できるのか!?
涙も笑いも挫折も成功も、「働くこと」のすべてが詰まった感動の営業小説。

1000ヘクトパスカルの主人公

大学生の城山義元は、空を見ていた。
やりたいこともなく、ただ友人とつるんで毎日を過ごす。
そこに現れたのは“天気オタク”の女の子だった。
空が、友人が、猫が、歌が、写真が、彼女と過ごした時間が、義元の上に降り積もる。
特別なことは起きない。それはだめなことなのか?
就職活動が始まる。
何を話せばいいのか?
漠然と、好きなことをやりたいと思う。
それは甘い考えなのか?
からっぽの冒頭から、忘れられないラストへ――この小説が、答えだ。

宝くじが当たったら

32歳、わくわく食品経理課勤務、独身。
ごく普通のサラリーマン・修一の趣味は宝くじをバラで10枚買うこと。
ところが今年、一等、2億円が降ってきた。
あくまで堅実でつつましい生活を続けようとした修一の目の前に、急に現れた親戚、慈善団体に同級生。
さらにネットに実名が流出、会社の電話が鳴りやまない!
最高の幸福が招いた大混乱、いったい誰を信じれば?

社史編纂室 アフター5魔術団

家庭を顧みず、仕事一筋二十余年。
大手電機メーカー東洋電工に勤める玉木敏晴(45歳)は、新規事業失敗の責任を取らされ、社史を作らない社史編纂室へ異動となる。
仕事はひたすらフロッピー解体。

早く家に帰るにはプライドが許さず、5時から終電までの時間、自分の居場所を求めて彷徨い続ける。
そんな中、学生時代に明け暮れたマジックを思い出し、公園で披露したところ、久しぶりに気持ちが高揚する。
話を聞いた社史編纂室の同僚も加わり魔術団を結成するが…カッコ悪いけどカッコいい!笑って泣ける、中年オヤジの青春小説。

おい!山田

「おい山田、お前今日からゆるキャラな」
大翔製菓・広報宣伝部に異動した山田助(やまだ・たすく)は、そのままのサラリーマン姿でゆるキャラとなり、新製品「ガリチョコバー」のPRをすることに!
「わかりました。私が山田さんをプロデュースします。打合せしましょう」
同僚の水嶋里美(みずしま・さとみ)は突然立ち上がったプロジェクトに戸惑いつつも、持ち前の負けん気の強さで引き受けた。
果たして山田の運命やいかに?
理不尽と闘うすべての人に、届け!!

テノヒラ幕府株式会社

フリーターの拓真は、若手社長の寺井サチが興したスマホゲーム開発企業で働くことになった。
同期入社は一流企業から転職してきた小野里譲二、55歳。
生まれも育ちも違う人々と働くなかで生じる軋轢。
我慢するべきか、ぶつかるべきか?
個性あふれる面々が迎える予想外のラストとは―
「意味がない」「仕方がない」その口癖を呑み込み、向き合え!
日々働くあなたに届けたい、組織人への応援歌!!

不惑のスクラム

河川敷で死に場所を探していた丸川良平の足元に、ラグビーボールが転がってくる。
ボールを追ってきた老人に「人数不足だから」と無理矢理連れていかれた先で行われていたのは、40歳以上の選手による“不惑ラグビー”。
そこには、年代もバラバラな大人たちの、泥まみれの姿があった。
アツ苦しい男たちのおせっかいで、生きる側に腰を落ち着けてしまった丸川は、ラグビーを通じて、仲間と心を通わせる。
やがて、丸川と、丸川の抱える秘密をきっかけに、チームメイトたちも己の人生を見つめ直していき―。
平日はサラリーマン、休日はラガーマンとして、それぞれの事情を抱えながら社会で闘う大人たち。
涙をさそう青春ラグビー小説。

本のエンドロール

彼らは走り続ける。機械は動き続ける。
電子化の波が押し寄せ、斜陽産業と言われようとも、この世に本がある限り。

印刷会社の営業・浦本は就職説明会で言う。
「印刷会社はメーカーです」
営業、工場作業員、DTPオペレーター、デザイナー、電子書籍製作チーム。
構想三年、印刷会社全面協力のもと、奥付に載らない本造りの裏方たちを描く、安藤祐介会心のお仕事小説。

おわりに

最初に読んだのは「被取締役新入社員(とりしまられやくしんにゅうしゃいん)」です。
表向きはダメダメ社員。
みんなの愚痴のはけ口になりながら、年収3000万円という、ありえない設定が面白く、でもちゃんと真面目なお仕事小説。
感動もするし、何だかやる気になれる。

ゆるキャラ山田だって、設定はドン引くけど、真面目な話。
何事も前向きに、まずやってみる。

安藤祐介さんのお仕事小説、設定が面白くて、心に響く、素敵な物語です。

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