中村航「僕の好きな人が、よく眠れますように」

2018-05-11Book, 読書記録2008年, 中村航, 小説, 感想

「絶対正義」を読んで、次は甘々な恋愛小説をと思いました。
そこで、中村航さんの「僕の好きな人が、よく眠れますように」です。
タイトルからして恋愛ものだろうと思ったので。

中村航さん初読みでした。

ストーリー

とある大学院。
北海道からゲスト研究員としてやってきたのは、ヒグマみたいな男ではなくて、コダヌキみたいな可愛い女性だった。
1年という期間限定。
4月の懇親会で仲良くなる。
冗談を言い合ってとてもいい雰囲気。
だけど彼女は結婚していた。

抑えようとしてもつい口から出てしまった「好き」の一言。
そして「同じです」と小さな声。

バイトで知り合った木戸さんのアドバイスの元、別れの握手を交わす。

ところが、直後にデートの約束。
デートを重ね、キスをして、いつしかお互いの部屋を行き来する。

布団をソファーベッドと偽って、そこで過ごす。
かんぴょうと卵になって、すまき遊び。

ごっこのような二人の時間。
言葉の応酬。

そこに不倫らしさはなく、ただのバカップル。

彼女が北海道へ帰省すると、一人でいることに耐えられない。
春には別れが待っているというのに・・・。

彼女も離れたくないと言う。
何でもない女の子に嫉妬する。
東京で就職しようかと言い出す。

いったい二人はどうなるのか・・・。

結末は・・・感想

結末は読者におまかせ。

夢みたいなことを言えば、そんなに離れられないなら、東京で就職して、離婚して、二人で幸せになりなよ、と思う。

現実的なことを言えば、結局北海道に帰ってしまえば、いい夢見た、で終わりでしょ、と思う。

不倫物語なのに、それを感じさせないラブストーリーでした。
遠距離は難しいのかな、とも思いました。

それと、忘れてならないのが、バイト先で知り合った、木戸さんです。
とても不思議な人です。
変な人。
バイトは偽名で。
何かあったら連絡してよと、住所を渡す。
家には、壊れたテレビと、ソフトのないゲーム機とギター。
押し入れから酒とグラスとさきイカが出てくる。
でもきっと「僕」にとってはどこか魅力があったのだろう。

ちなみに木戸さんはこちら↓にも登場するようです。
絶対、最強の恋のうた (小学館文庫) [ 中村航 ]

どんなことをやらかしてるのか、これも読んでみたいです。

まとめ

中村航さん、字面に覚えがあったので、何かしら読んでいるかもと思って借りてきたけど、どうも初読みでした。
ただ、映画は観てました。

次はできれば「100回泣くこと」を読んでみたい。
これは、映画を先に観ているので、結末がどうこう言うことはないと思う。

この映画泣きました。
切なくて、切なくて・・・。

きっと本でも泣いちゃう気がします。



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