秋吉理香子さんの作品集-あなたは見抜けますか?

2018-05-11Book, おすすめの本, 読書記録2015年, 小説, 感想, 秋吉理香子

秋吉理香子さんの『聖母』を読みました。
秋吉さんの読了本はこれで3冊です。

だまされました。

一応、犯人の予想をしながら読んだのですが、それとタイトルの「聖母」がどう関係しているのか…。

ネタバレしないように感想を書くのは難しいです。
疑問に思ったこと、だまされた内容、全てさらしてしまいたい。
それで自分の頭の中を整理したい。
終盤にさしかかって早くも、「もう一度最初から読まなくては!」と思ったのでした。
「あそこのあれは誰だったの?」「勘違いしてた?」「!!!」

もちろん作家さんが読者をだますように書かれているのだけど、それにまんまとはまってしまった私です。
でも、疑いながら読むのも疲れるので、素直に読んでいって最後に「えっ!!??」となる方が読後感がとても楽しいと最近は思っています。
以前はそんなのお見通し!思った通り!というのが快感でしたけど。

それでは、秋吉理香子さんと既刊の作品について調べてまとめてみましょう。

秋吉理香子さんの略歴

兵庫県生まれ
早稲田大学第一文学部卒業
ロヨラ・メリマウント大学院にて映画・TV製作修士号取得
活動期間 2009年~

2008年、「雪の花」で第3回Yahoo! JAPAN文学賞を受賞
2009年、受賞作を含む短編集『雪の花』でデビュー

秋吉理香子さんの小説

雪の花

2009年9月
第3回Yahoo! JAPAN文学賞受賞作を含む短編集

列車に飛び乗り、上京して四十年。何もかもが夢のようにうまくいっていたバブル期の輝かしい栄光は過去のものとなり、経済的な困窮に陥った夫婦が、死を覚悟して帰郷する。-人気のない故郷。真っ白な雪に埋もれた母校でふたりが見つけた希望とは?バブル崩壊、不景気、リストラ、経費削減など、社会の大きな流れの中で人生を左右される人々の苦悩の日々と切なさ。離婚で離ればなれになった親子の絆や仮面夫婦の成れの果てを綴った作品など、涙を誘うヒューマン・ノベル四篇。

暗黒女子

2013年6月
映画化

名門女子高で、最も美しくカリスマ性のある女生徒・いつみが死んだ。一週間後に集められたのは、いつみと親しかったはずの文学サークルのメンバー。ところが、彼女たちによる事件の証言は、思いがけない方向へー。果たしていつみの死の真相とは?全ての予想を裏切る黒い結末まで、一気読み必至の衝撃作!

放課後に死者は戻る

2014年11月

ある夜、教室の机に入った手紙で呼び出された僕は、崖から突き落とされた。目覚めると、冴えないオタクだったはずが、巻き添えになった美形の男子高校生の姿に変わっていたー。元いたクラスに転校生として潜入した僕は、入れ替わった姿で犯人捜しをはじめる。いったい誰が僕を殺したのか?そんな僕に警告を発するのは何者か?初なさと驚きに満ちたラストが待つ傑作青春ミステリー!

聖母

2015年9月

東京都藍出市で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。事件のニュースを見た主婦・保奈美は、大切なひとり娘も狙われるのでは、と恐怖を覚える。警察は懸命に捜査を続けるが、犯人は一向に捕まらない。娘を守るため、母がとった行動とは。

自殺予定日

2016年4月

美しく逞しい継母が父を殺した。父の死後、生命保険金と遺産、そして順風満帆のビジネスを引き継ぎ、生き生きと活躍を始めた継母の姿に、女子高生の瑠璃はそう確信する。けれど誰にも信じてもらえない。天涯孤独となった瑠璃は、死をもって継母の罪を告発するため、自殺の名所と言われる山奥で首を吊ろうとしーそこで幽霊の裕章と出会った。彼は継母の罪の証拠を見つけようと提案する。期限以内に見つからなければその時死ねばいいと。今日から六日後ーそれが瑠璃の自殺予定日となった。

絶対正義

2016年11月

範子はいつでも礼儀正しく、一つの間違いも犯さず、また決して罪を許さない。なにより正義を愛していた。和樹は、痴漢から助けてもらった。由美子は、働かない夫を説得してもらった。理穂は、無実の罪を証明してもらった。麗香は、ピンチを救われチャンスを手にした。彼女たちは大いに感謝し、そして、のちに範子を殺した。しかし、死んだはずの範子からパーティへの招待状が届いた。そこで、四人が見たものとはー?

サイレンス

2017年1月

しまたまさんー雪之島の護り神。
新潟本土の港からフェリーで約二時間、人口は三百人以下で信号機もない雪之島で生まれ育った深雪。アイドルを目指して故郷を離れたが、いまは夢をあきらめて東京の芸能プロダクションでマネージャーをしている。両親に結婚の挨拶をするために実家へ帰省したが、婚約者の俊亜貴は突然失踪…。

機長、事件です! 空飛ぶ探偵の謎解きフライト

2017年3月

ニッポン・エアラインのパイロット間宮治郎は、成田発シャルル・ド・ゴール着のフライトで国際線の副操縦士としてデビューしたばかり。フライトを共にするのは、ニッポン・エアラインに20名ほどしかいない女性パイロットの中でも“切れ者”として知られる氷室翼。そのクールな容姿と冷静沈着さから「アイス・クイーン」の異名を持つ。そんな彼女のとの初フライトは事件が頻発。往路では高級宝飾品消失、フライト先のパリの市場では怪しげな連中に追われ、モン・サン・ミシェルでは殺人事件に遭遇、さらに帰路では搭乗客が苦しみ出す…。疑惑の事件を前に、氷室は持ち前の洞察力で、証拠から矛盾を見いだし、事件の真相に迫る。

ジゼル

2017年9月

東京グランド・バレエ団の創立15周年記念公演の演目が「ジゼル」に決定し、如月花音は準主役のミルタに抜擢される。このバレエ団では15年前、ジゼル役のプリマ・姫宮真由美が代役の紅林嶺衣奈を襲った末に死亡する事件が起き、「ジゼル」はタブーとなっていた。そんな矢先、目撃された真由美の亡霊。公演の準備を進める中、配役の変更で団員の間には不協和音が生じ、不可解な事件が相次いで…。これはすべて真由美の“呪い”なのか?『ジゼル』の封印を解いた時、悲劇的な死を遂げたプリマの想いが甦るー!

婚活中毒

2017年12月

崖っぷち女が紹介された運命の相手は連続殺人犯?(『理想の男』)。
街コンで出会った美女の暴走に戸惑うマニュアル男は…(『婚活マニュアル』)。
本命男を絶対に落とす“婚活ツール”の中身とは?(『リケジョの婚活』)。
息子の見合いで相手の母親に恋心を抱いた父親は…(『代理婚活』)。
運命の出会いはいのちがけー『暗黒女子』の著者が贈るサプライズ満載の傑作ミステリー。

あとがき

秋吉理香子さんを初めて読んだのは『自殺予定日』でした。
タイトルとジャケットと帯とに惹かれて、そして映画『暗黒女子』の原作者さんだということで興味を持ったのです。
映画は見たいと思いつつ、まだなのですが…。
この作品もやはり最後にだまされて「面白い!」と思ったのです。

それから『暗黒女子』を読んで、やはり最後に驚きの展開が!

暗い話の中になぜか引きつけられるものがあって、どの作品も全然違うテイストで面白いです。
是非とも全作品網羅しなければと思っています。

それから映画も見たい!
飯豊まりえちゃん好きなのもあり、是非近いうちに!



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